お手紙のご紹介~今、学校などに行けずに悩んでいる子ども達やご家族の方々へ~(2024/08/27更新)

カフェにお食事にいらしたことをきっかけに、
現在様々な形でこまちぷらすに関わってくださっているある親御さんから、素敵なお手紙をいただきました。

ご許可をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。

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正義感が強くてダメだと感じた事はどうしても許せない長男。
決まった事をやらされるのが大嫌いな次男。

どちらも今の日本の学校のシステムが合わず、
長男は中学に、次男は幼稚園から
登校や登園ができなくなりました。

はじめは私も 戸惑い 
どうしたらいいのか
無我夢中に悩んでいる中で
こまちカフェに繋がりました。

以前は「地域」や「居場所」という関わりに
全くピンとこない私でした。

「地域で育てる」なんて言うけれど
夜泣きやイヤイヤにも対応するのも
おっぱいを飲ませるのも
全部 私じゃん、くらいに思っていました。

もう一つ、
人にお願いする事も苦手な若者でした。
「迷惑をかけてはいけない」という価値観の中で育ち、
なるべく人と関わらない道を選んでいたような気がします。

そんな私が藁をも掴む思いでたどり着いた居場所。

私も長男も次男も
はじめからリラックスして楽しめていた訳ではなくて、笑。

少しづつ、少しづつ
人と繋がる事の楽しさや心地よさ。
わかってもらえる事の安心感。
役に立てる事が喜び。
笑顔につながる感覚を取り戻して行った気がします。

家に引きこもり 誰とも関われなくなった長男。
母子分離不安で私から離れられなかった次男。

今では2人とも いろんな場で自分の気持ちを伝えたり、
誰かと共に喜びや悲しみを共有したり
いろんな喜怒哀楽と共に 
とっても素直に人間らしく
自分の事も、人の事も、大切に生きているなと感じています。

決して私1人ではできなかった事。
むしろ母にはできない事、の方が多くて。
いろんな場と、いろんな人との繋がりで
今 彼らは 外に足が向き 笑顔で過ごせているなと、心から思います。

ボランティアスタッフと男の子は大の仲良しになりました。

今、学校などに行けずに悩んでいる
子ども達やご家族の方々へ

まずはゆっくり休んで下さいね。
ゆっくり休んで きっと大丈夫。
そして ふと ちょっとどこかへ行ってみようかなと思った時に
いろんな居場所に いろんな関わりがあるよと 知って頂けたら嬉しいです。
居場所はひとつ じゃない。
たくさん あるんです^ ^

安心して お願いしたり、お世話になったり、甘えたりできる場に出会えますように。

「お互い様」と お互いに思えたら
安心と笑顔が生まれる気がしています。

カフェタイムのデザートとコーヒーティータイムをたのしんでいただきたくて。

 

 

 

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