ケアラーズカフェえんがわ 開催報告(2020/01/22更新)
1/20 ケアラーズカフェえんがわ~絵本で認知症を考えよう~を開催いたしました。
4名の方にご参加いただき、キャラバンメイトの方が選んでくださった絵本を読みながら、その場面から感じたことや思うことを話していきました。
ご紹介いただいた絵本はこちらの2冊。
「わたしをわすれないで」
ナンシー・ヴァン・ラーン さく ステファニー・グラエギン え 角野栄子 やく
「葉っぱのフレディ」
レオ・バスカーリア 作 みらい なな 訳
認知症になった祖母を慕い、幼いながらに現実をひとつひとつ受け止めて寄り添う孫娘の視点で描かれたお話と、季節の移り変わりとともに変化すること、生きることや死ぬことの意味を葉っぱの主人公と共に考えるお話でした。
絵本という短い文章の本ながらも、その場面の描写やイラストに様々なエッセンスが詰まっていて、改めて考えさせられる時間でした。
参加された方々からの感想を一部紹介させていただきます。
・認知症について、子どもたちとも少しずつ知って考える機会があったらいいな。
・介護する方も「自分もつらいんだ」と言っていいのだと思えた。
・認知症といっても、ご本人やご家族それぞれの状況や気持ちがある。ひとくくりにせず考えていきたい。
初めてご参加の方が多い今月の「えんがわ」でしたが、2冊の絵本と共に、皆さまそれぞれのお気持ちやご経験をお話くださり、聴きあう時間になりました。
ご参加の皆さま、ご関心を寄せてくださった皆さま、どうもありがとうございました^^
来月の「えんがわ」は「介護保険について知ろう」です。
介護が必要になった時、
どこに相談したらよいのか?
どんなサポートが受けられるのか?
など、教えていただきます。
https://kokucheese.com/event/index/587989/
3月の「えんがわ」は講演会です。
NPO法人となりのかいごの川内氏をおむかえして、
「あなた自身を大切にする介護」についてお話いただきます。
https://kokucheese.com/event/index/590104/
どちらも、上記リンクから詳細をご覧になれます。
ご参加、お待ちしております。